[小ネタ] タスク一覧画面で関連付けられた ECS サービスを確認する方法
アノテーション・テクニカルサポートチームの hato です。
クラスター内で複数の ECS サービスを実行している場合にコンソールのタスク一覧から、タスクに関連付く ECS サービスを確認する小ネタを紹介します。
「タスクグループ」から確認
ECS サービスからタスクが起動されると、タスクグループ名として ECS サービス名がタスクに設定されます。
タスクグループ名は関連するタスクの識別に使用でき、タスク一覧ページからも利用できます。
なお、デフォルトの表示項目ではなさそうなので、右上の歯車アイコンから追加選択する必要があります。
# 例( ECS サービス名:hato-service-app01) service:hato-service-app01
タスクグループ - Amazon Elastic Container Service
一連の関連するタスクをタスクグループとして識別できます。
…(中略)…
サービスの一部として起動されたタスクは、サービス名をタスクグループ名として使用し、変更することはできません。
確認してみた
Amazon ECS コンソールの「クラスター」からタスクが含まれるクラスターを選択します。
「タスク」タブを選択します。
歯車アイコンを選択します。
「グループ」を選択して、「確認」をクリックします。
「グループ」の列が追加され「タスクグループ」が確認できます。
今回の場合は、hato-service-app01
とhato-service-app02
の ECS サービスが確認できます。
※見切れている場合は横スクロールもお試しください。
補足
ECS サービスを使用しないスタンドアロンタスクの場合は、デフォルトでタスク定義名(例:family:hato-taskdefinition
)が設定されます。
スタンドアロンタスクの場合はタスクグループ名が指定できるので ECS サービスと同じグループ名を指定したところInvalid namespace for group.
で起動できなかったので、名前が重複することは無さそうです。
タスクグループ - Amazon Elastic Container Service
デフォルトでは、カスタムタスクグループ名が指定されていない場合、スタンドアロンタスクはタスク定義ファミリ名 (例えば family:my-task-definition) をタスクグループ名として使用します。
参考資料
アノテーション株式会社について
アノテーション株式会社は、クラスメソッド社のグループ企業として「オペレーション・エクセレンス」を担える企業を目指してチャレンジを続けています。「らしく働く、らしく生きる」のスローガンを掲げ、様々な背景をもつ多様なメンバーが自由度の高い働き方を通してお客様へサービスを提供し続けてきました。現在当社では一緒に会社を盛り上げていただけるメンバーを募集中です。少しでもご興味あれば、アノテーション株式会社WEBサイトをご覧ください。